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糸魚川-静岡構造線
フィールドミュージアム

形成史(その1) 日本列島~糸静線の誕生
4つのプレートがぶつかり合って、本州弧、火山弧、南アルプスが誕生したわけですが、その誕生ドラマを時代とともに詳しく見てみましょう。
【概ね3億年前から約2000万年前】
まず、プレートの沈み込みに伴って成長してきた日本列島の土台が形成されます。
アジア大陸から日本列島が離れる動きがあり、さらに北上するフィリピン海プレートや太平洋プレートの水平移動などによって、日本列島の土台になる部分は激しい衝突と圧縮の場にさらされました。
【2000万年前頃~1500万年前頃】
日本列島の土台になる部分が形成された後は、本州中央部における逆「く」の字型の屈曲構造(関東−赤石対曲構造)や糸魚川−静岡構造線の形成が進行していきました。

出典:山梨県立大学客員教授 輿水達司氏著「勝沼の地形地質の成り立ち」

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