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糸魚川-静岡構造線
フィールドミュージアム

この地域は4つのプレートがぶつかり合ってできた
日本列島周辺では 4つのプレートがぶつかり合って、本州弧、火山弧、南アルプスが誕生しました。
【島弧(本州弧)】
日本列島は、2つの大陸プレート(北米プレート、ユーラシアプレート)の下に、 2つの海洋プレート(太平洋プレート、フィリピン海プレート)が沈み込むことによって形成された島弧です。
【火山弧(伊豆-小笠原弧)】
また、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むことで、フィリピン海プレート上に火山弧ができています。
【南アルプス】
さらには、フィリピン海プレートが火山弧を引き連れて本州弧に向かって北上し、衝突することによって南アルプスが形成されてきました。
そして現在でも高くなり続けています。
(参考)世界で最も標高が高いヒマラヤ山脈とでき方を比べて見ましょう。
密度の差が小さい大陸プレート同士がぶつかると、いずれも沈み込まずに衝突し大きな山脈ができます。
世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈は、およそ5000万年前に大陸プレート同士がぶつかり互いに押し合って誕生しました。そして現在も少しずつ高くなっています。

出典:地震調査研究推進本部「地震が分かる」
https://www.jishin.go.jp/main/pamphlet/wakaru_shiryo2/wakaru_shiryo2_high.pdf
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