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新倉断層より下流の早川河床に現れる露頭

日本列島を縦断する「糸魚川-静岡構造線」は、南部フォッサマグナ(大地溝帯)の西縁の断層として、早川町内をほぼ早川沿いに縦断しています。

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新倉断層から南(早川下流)側へ700m下った県道37号線脇には「新倉断層の道路標識」が設置されていますが、その標識の西側を流れる早川河岸には、糸魚川-静岡構造線の露頭を見ることができます。

【地質図の青い▲印地点】

早川の右岸(西側)には黒色粘板岩が、左岸(東側)には凝灰岩が現れていて、その中間を流れる早川河床に断層面が走っています。

​なお、天候によって水量や水の濁りが変化するため、必ず観察できるわけではないことにご注意ください。

新倉地内 早川河床
早川河床の中央を断層面が走る
IMG_3756.JPG

​アクセス

早川町役場より北向き(奈良田・西山温泉方面)に県道37号線(南アルプス公園線)を12.2km道なりに進み、糸魚川静岡構造線の道路標識(道路右側に東京電力早川第一発電所 取水調整池)が見えたら目的地です。早川町役場からの所要時間は車でおよそ18分です。

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