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糸魚川-静岡構造線は、北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかり合う境界と一致

糸魚川-静岡構造線は、北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかり合う境界と一致しています。


つまり、この大断層を境にして、西側の西南日本がユーラシアプレートに、東側の東方区日本が北アメリカプレートに乗った状態で接しているのです。


この地域に(アジアから地続きという意味で)ヨーロッパと北米の境目があるなんて不思議ですね。
早川町では、そんな境目として、断層が現れている露頭をあちこちで見つけることができます。

糸魚川-静岡構造線は、北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかり合う境界と一致

出典:産総研地質調査総合センター「20万分の1シームレス地質図」をもとに筆者作成
https://gbank.gsj.jp/seamless/v2/viewer/?center=35.3599%2C138.3701&type=level2&opacity=0.46&target=cursor

この写真は、西山郵便局付近の早川河床の左岸に露出している断層で、下流側から上流側に向かって撮影した景観です。
写真中央部の断層(糸魚川一静岡構造線)を境にして左側には四万十帯が、右側には巨摩層群が分布しています。

西山の断層露頭

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